
ふすま100%パンに挑戦して、私がたどり着いた「50%」
2026年08月30日 19:17
数年前、糖尿病の60代の男性の方から、
「ふすま100%のパンを作ってほしい」
と頼まれたことがあります。
ふすまは「ブラン」とも呼ばれる、小麦の外側の皮の部分。
食物繊維が豊富で糖質が少ないことから、
糖質を控えたい方にもよく使われる食材です。
それなら、やってみよう!
と、実際に作ってみました。
ところが……
ポソポソ。
口の中の水分を全部持っていかれる(笑)。
なんというか、パンというより「殻を食べている」
ような気分でした。
もちろん今は、ふすま100%をうたったパンも
販売されています。
どうやってパンにしているんだろう?
と思って調べてみると、小麦グルテンやグアーガム、
卵、乳製品、油脂など、
いろいろな材料を組み合わせて作られているものも
ありました。
なるほど。
そうすれば100%でも確かにパンになる。
・・でも、私はそこまでして「ふすま100%」
にしなくてもいいかな、と思っています。
特別な材料や添加物を入れなくても、
家で無理なく作れて、おいしい。
そして、ふすまの良さもしっかり取り入れる。
いろんな配合をためして私が選んだのは、
ふすま50%でした。
とはいえ、50%もかなりの量です。
ふすまはとても水を吸うので、そのままでは
どうしてもパサつきやすい。
そこで9月・10月のレッスンでは、
ポーリッシュ法を使います。
小麦粉の一部にあらかじめたっぷりの水を加えて発酵させ、
先にしっかり水を吸わせておく方法です。
これで、ふすまを50%入れても、あの
「口の中の水分を全部持っていかれる感じ」
をかなり抑えることができます。
さらに今回作るのは、薄皮のゆずあんぱん。
中のあんこも、普通のあんこではなく発酵あんこを使い、
糖質にも配慮しています。
ふすまを50%にすること。
ポーリッシュ法を使うこと。
あんこも発酵あんこにすること。
「体にいいものを入れればいい」ではなく、
無理なく作れて、おいしく食べられるように。
ひとつのパンの中に、実はいろいろな工夫をしています。
9月・10月のレッスンも、少しずつご予約が入ってきました。
ご興味のある方は、お早めにどうぞ。
ブラン50%・薄皮発酵ゆずあんぱん
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