
冷凍に向く粉、向かない粉
2026年07月08日 22:31
「パンは冷凍保存できますか?」
レッスンでもよくいただく質問です。
答えは、「できます」。
でも実は、どんなパンでも同じようにおいしく冷凍できるわけではありません。
最近、いろんな粉で試してわかったことですが、材料によって冷凍後の
食感は意外と変わります。
例えば、小麦粉だけで作るパンは、ご存じのとおり、
冷凍しても比較的おいしさを保ちやすいです。
一方で、そば粉をたくさん使ったパンは不向きです。
焼きたてや翌日はもちもちしていて、とてもおいしいのですが、
冷凍・解凍すると生地がポロポロとした食感になってしまいました。
そば粉は小麦のようなグルテンが少ないため、水分を保ちにくく、
冷凍・解凍で食感が変わりやすいようです。
米粉パンも、同じ理由でボソボソしたり、ホロッと崩れやすく
なりますよね。レンチンしたら復活しますが、
そば粉もとても似ています。
一方で、ライ麦、オートミールを使ったパン
こちらもグルテンは少ない粉ですが、冷凍しても
比較的おいしさが保たれると感じています。
ライ麦には水分を抱え込む食物繊維、オートミールには
β-グルカンという水溶性食物繊維が豊富なのが
理由のようです。
またふすまパンも、私が作ってきたレシピでは冷凍後の
食感の変化はあまり気になりませんでした。
これは、小麦粉50%配合しているのが理由でしょうね。
もちろん、配合や製法によっても変わるので一概には
言えませんが、これは私が実際につくってみて
感じたことです。
パン作りは、焼き上がりだけでは終わりません。
どう食べるか・・もとても大切ですね!
今後は皆さんにとっても使ったことのない
粉を紹介することが増えると思いますので、
保存方法まで含めて、おいしく食べられるレシピを、
お伝えしていきたいと思います!