
10年ぶりのそば粉パンにチャレンジ
2026年07月08日 19:37
最近、そば粉パンがお気に入りです。
きっかけは、そば粉が低GI食品だと知ったこと。
血糖値を急激に上げにくい食品なら、毎日食べるパンにも
取り入れたいなと思い、久しぶりにそば粉パンを作ってみることにしました。
実は、そば粉パンに挑戦するのは初めてではありません。
2015年頃、「そば粉と雑穀のパン」をレッスンで作ったことがあります。
でも、その時はあまり膨らまず、「おいしい!」という印象もなく、
私の中では少し不完全燃焼のレシピでした。
それから10年以上。
今回は、そば粉パンを研究されている方の本を読んだり、
いろいろ試作したりしながら、もう一度チャレンジしました。
最初は一次発酵だけで焼いてみましたが、やはり膨らみがいまひとつ。
そこで、パンチを入れたり、オートリーズを取り入れたりしてみました。
加水の多い生地を数時間冷蔵庫で休ませてから仕込むと、
生地がしっかりまとまり、ふんわりと膨らんでくれました。
そして、焼き上がって一口食べてびっくり。
香りが本当にいい!
そばの香ばしさが口いっぱいに広がって、生地そのものがおいしいんです。
あんこと合わせてもおいしいし、チーズとの相性も抜群。
「これはレッスンでぜひ紹介したい!」
そう思えるパンになりました。
ただ、一つだけ難点があります。
それは、そば粉が高価なこと。
500gで1,000円以上するものも多く、1kgでは2,000円前後。
普段使っている強力粉が1kgで600〜700円くらいなので、約3倍のお値段です。
そして、もう一つ分かったことがあります。
このパンは冷凍保存にはあまり向きません。
常温ではもちもちしていてとてもおいしいのですが、冷凍・解凍すると食感がポロポロしてしまいました。
そば粉はグルテンが少なく、水分を抱え込む力も小麦ほど強くありません。そのため、冷凍・解凍すると水分が抜けやすく、食感が変わりやすいようです。
ライ麦やオートミールのパンではここまで気にならなかったので、私自身もちょっと驚きました。
このパンは、焼いたその日か翌日までに食べ切るのがおすすめ。
保存するなら、冷凍より冷蔵のほうがおいしく食べられると感じました。
10年以上前には「これはないかな」と思っていたそば粉パン。
でも、作り方を見直すだけで、こんなにおいしくなるとは思いませんでした。
パン作りは、何年たっても新しい発見がありますね。