
自家製酵母にはまる
2026年07月06日 23:16
最近、私はレーズンや梅から酵母を起こして
パンを焼いています。
たまたま、学生に授業で教えなくてはならなくなり、
レーズン酵母を起こしパンを焼きました。
そのあと、梅を収穫する機会があったので、
梅を使って酵母を起こしパンを焼きました。

自家製酵母を作るのに4日間。
本種という、膨らむ元の生地
を作るのに3日。
そこからゆっくり焼くので
10日近くかかります。
しかし、そのパンが本当に美味しいんです。
濃い小麦の香りと味。
しっかり水和された、やわらかな生地。
時間が小麦の熟成を促し、
素晴らしいパンになります。
普段私がレッスンで使っている白神こだま酵母も、
もともとは秋田県の白神山地の腐葉土から
発見された酵母です。
それを培養し、乾燥させて使いやすくしたものなので、
自家製酵母のような風味を楽しみながらも、
管理の手間が少ないのが魅力です。
そのため、
「パンは焼きたいけれど、酵母のお世話までは難しい」
という方には、白神こだま酵母は本当に便利な存在です。
私はパン作りを始めて長いですが、
最近は「微生物と話しながらパンを育てている」
そんな感覚になってきました
梅にもレーズンにも、
すべての植物にも酵母がいる。

そう考えると、身近な植物で順番に
酵母を起こしパンにしていたら、
一生かかっても終わらないでしょう(笑)。
でも、そんな終わりのない実験ができるのも
パン作りの楽しさ!
生命の神秘に改めて驚かされる日々です。